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「すなば珈琲 気高町遊漁センター店」でいただいた、最初で最後の海鮮定食

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「すなば珈琲 気高町遊漁センター店」店舗外観

6月某日、「すなば珈琲」の一店舗である「気高町遊漁センター店」に足を運んできた。

鳥取駅から国道9号線を西へ、車で45分程度の場所に店舗は位置している。周囲にはあまり建造物が見られず、9号線沿いにポツリと建っているのが印象的だ。

 

本当に喫茶店かと疑問に思うほどの料理の豪華さ

喫茶店とは思えないほどの豪華料理がメニューに載っている場合もある、というのが特徴的な「すなば珈琲」。その中でも、この「気高町遊漁センター店」は豊富な海鮮料理を提供していて、際立つ存在であるように感じられた。「天ぷら定食」や「ウニ丼」など、もはや別の店に来てしまったのではないか、とすら思えるくらいの品もあった。

 

刺身のついた「塩さば定食」

この中から、今回は「塩さば定食」を注文することとした。とは言っても、普段想像するであろうものとは違い、なんと刺身も付いてくるのである。

「塩さば定食」。メインの焼き鯖の他にも、刺身、茶碗蒸し、イ貝ご飯など、色とりどりの料理が御膳に集結している

味もなかなかのもので、終始舌鼓を打ちながらいただくことができた。1,200円とそれなりの値段ではあるが、献立の内容からして、これでも十分に安いと思えてしまう。

今回は珈琲などの飲み物を一切注文しなかったのだが(喫茶店に行っておいてコレである)、それでも海の幸で満足できるひとときを過ごせた。

 

隣接する飲食店の廃業に伴う影響の大きさ

ところで、この店の隣には、海鮮料理を中心に扱う居酒屋「櫓櫂」が営業していたのだが、今月1日をもって廃業してしまったらしい。店舗入口には、以下のような張り紙があった。

「櫓櫂」の営業終了を知らせる告知文

上の写真の告知文からお分かりの通り、「すなば珈琲」のメニューにも影響が出ている模様。店の方に確認したところ、やはり、定食の類は食べられなくなってしまうとのことだった。残念なことこの上ない話ではあるが、こればかりは致し方ない。おそらく、各種定食で用いられてきたであろう食材も、この居酒屋由来のものであったに違いない。

 

ともあれ、この記事で紹介した「塩さば定食」が、この店舗でいただいた最初で最後の定食ということになってしまった。とは言うものの、ある意味で貴重な経験をすることができ、行って良かったと思う。

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