[お知らせ]記事一覧および記事タイトル部分においてコメント数を表示できるようにしました(2024/03/29)

【乗車記】山陰本線:米子〜出雲市

広告あり
松江駅に停車している普通列車・西出雲行(JR西日本気動車126系)
松江駅に停車している普通列車・西出雲行(JR西日本気動車126系)

今回は、現在の私の生活路線でもある、山陰本線の「米子〜出雲市」について書いてみることとしたい。

 

路線概要

鳥取・島根両県を走る鉄道路線の中でも、特に列車の運行本数が多く、比較的ダイヤが密になっている区間。それが今回紹介する箇所である。

非電化区間の多い山陰本線の中でも、数少ない電化区間だ(正確には、伯耆大山駅から西出雲駅までの間)。これは、鳥取県・島根県ともに、現在のところ山陰本線では唯一の電化区間である(鳥取県は他に伯備線が、島根県は一畑鉄道の全線が電化区間である)。

また、交通系ICカードも利用することが可能(正確には、伯耆大山駅から出雲市駅までの間)。なお、西方の終点が西出雲駅となっている列車もいくらかあるが、同駅においては利用できない。

 

運行列車

同区間で現在毎日運行している列車は以下の通り。

  • 特急やくも
  • 特急スーパーまつかぜ
  • 特急スーパーおき
  • 寝台特急サンライズ出雲
  • 快速とっとりライナー
  • 快速アクアライナー
  • 快速(宍道→松江:平日朝のみ)
  • 普通列車

その他、「観光列車あめつち」も土日祝を中心に運行されている(鳥取駅まで)。また、日曜日や祝日には、出雲市から宍道、木次方面へと直通する形で「奥出雲おろち号」が運行されていることもある。

 

充当列車

  • 言うまでもなく、各特急は専用の列車が充当される。
  • 快速とっとりライナー・アクアライナーは、JR西日本気動車126系(2両編成)が使用される。
  • 普通列車については、国鉄47系気動車、JR西日本121系・126系気動車の他に、岡山支社所属の国鉄115系電車(ワンマン対応改造車)が充当されることもある。両数は曜日や時間帯によって1両から4両までと様々だが、2両ワンマンでの運用が多数。

 

快速列車について

平日朝に運行される、宍道駅から松江駅にかけての快速列車(木次線からの直通便、木次鉄道部所属のJR西日本120系気動車充当)を除き、快速列車であっても、この区間は各駅停車になる。

2019年3月16日のダイヤ改正前は「通勤ライナー」という列車が、やはり平日朝に一本だけ、出雲市方面から松江、米子方面へと運行するものがあった。しかし、同改正で上記快速列車に置き換えられる形で、「通勤ライナー」は普通列車に変更となった。

 

駅員配置駅

やはり「快速の各停区間」ということもあってか、昼間帯に駅員が配置されている駅も少なくない(一方で、終日無人になっている駅もある)。

  • 米子駅
  • 安来駅
  • 揖屋(いや)駅
  • 松江駅
  • 乃木駅
  • 玉造温泉駅
  • 宍道(しんじ)駅
  • 出雲市駅

以上のうち、強調してあるのは早朝・深夜も駅員のいる駅である。

 

乗車状況

深夜の普通列車はさすがに空席が目立つことも多いけれども、それ以外の普通・快速はそこそこ人がいる。市境・県境をまたがって移動する乗客も結構いるようで、それなりの需要はあるようだ。

特急列車に関しては、当記事では特に書かない。それぞれの記事をご参照いただきたいと思う。

 

乗車した感想

普通や快速は何度となく乗車しているので、今更何の感情も起きはしない。121系・126系気動車が割と快適とか、47系気動車がまだ走ってるとか、そういったことを思うことはあるけれども、本当にそのくらい。

通過駅のある列車はおそらく増えないだろうし、そういう類を望むのであれば「特急を使え」というのが同区間でのスタンスであろう。今のところ、これで何の不自由も感じていない(もちろん、本数が少ないところを除いては、だが)。

URLをコピーしました!