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【動画あり】京阪電車の車両の自動転換クロスシートについて

回転式の自動転換クロスシートを採用している「プレミアムカー」車内の様子

先日、京阪電車の淀屋橋駅から京都方面の特急列車に乗車しようとしていたとき、すごい光景を見てしまった。当駅にて終着となった京都方面からの特急が停車、折返しの準備をしようとしていたとき、転換クロスシート座席がひとりでにバタン、バタンと倒れていき、瞬時に逆方向に切り替わったのだ。プレミアムシート席も、逆方向に回転して準備万端、と相成る。

もちろん、これは京阪電車をご利用の方ならば既にご存知の光景で、今更表立って書くことでもないだろう。しかし、初めてこの光景を目にしたときは、すごく驚いてしまうことだろう(私がそうだった)。

これがどれだけすごいかは、つい先月、朝日新聞社が公開した動画をご覧になれば、すぐにお分かりいただけると思う。

 

始まりは1971年、旧3000系から

調べてみると、京阪電車でこのような設備が搭載されたのは、1971年頃に運用が始まった「旧京阪3000系電車」が初めてである、とのこと。この車両は「テレビカー」や「2階建て車両」を搭載しているとして、当初より大きな話題となっていた(なお、2013年3月に引退している)。それだけでなく、今回の「自動転換クロスシート」まで盛り込まれていたとは、本当に恐れ入る。

 

ちなみに、この「旧京阪3000系電車」、京阪電車の運用から引退した現在、富山地方鉄道に贈られ、期間限定の特急列車「ダブルデッカーエキスプレス」として運行されている。ご興味のある方は是非。

 

「いちごいちえ」は、京阪電車を応援しています。

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