先日のこと、ちょっと行きたかったお店がありましたので、とりあえずJR大田市駅まで足を運んでおりました。普段行くことのない場所であるからでしょうか、少しばかり新鮮味を感じております。まあ、行くのがおよそ1年ぶりのことですし、そう思うのも自然というところでしょうか。
駅のホームには、島根県大田市の名所である石見銀山や三瓶山を思わせる意匠が見られました。特に石見銀山は世界遺産としても有名ですね。
改札を出ますと、大田市のマスコットキャラクター「らとちゃん」の看板がお出迎えをしてくれます。ちなみに、らとちゃんの掲げている「観光案内所」は専用のカウンターがあるというわけではなく、売店と併設という形になっておりました。
さらに駅舎を出ますと、そのらとちゃんの石像が真正面に。2012年に設置されたものだそうですが、約9年経った今になっても、行き交う方々を見送ってくださっています。
駅から少し歩いたところには、以前当ブログでも取り上げました「パル」の建物がしっかりと残っていました。未だに買い手がついていないようで、青々とした空のもとで悠然と佇んでいるだけの姿は、どこか哀愁めいたものを感じられます。
訪れた日は、大田市の玄関口であろう駅は、昨年より続いているコロナ禍もあって、ひどく閑散としておりました。しかし、いつか再び賑わいを取り戻す日がやってくることを願うばかりです。