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【雑記】いくら気に食わないからといっても、実力行使をしたり、その予告を送ったりするのは、やめましょう

以下のニュースは、言うまでもなく威力業務妨害に該当するものであり、冗談では済まされない事案でございます。爆破予告をするだけでも本来の業務が阻害されてしまう以上、無関係の方を巻き込んでしまうことにもつながります。

こうなってしまうのは、無論、万が一本当に起こってしまった場合に備えないといけないからです(実際、その「万が一」が起こってしまっていますよね)。

この事案は、高知県土佐市のカフェの運営者が土佐市や某NPO法人に対してSNS上で告発したことについて、その告発に触発された方が行ったと考えられるものです(もちろん、ただの愉快犯の可能性もあります)。

告発の内容だけを目の当たりにすれば、土佐市やNPO法人のことが気に食わないと感じてしまうのも、理解はできます。しかしながら、そういったことが仮に本当だったとしても、爆破テロを起こしたり暴力行為を働いたりしても良いという理由にはなりません。当事者が打って出るのも良くないですし、赤の他人がそういったことをするのは以ての外です。

もし気に入らない人や組織に対して実力行使をしても良いという言い分が通ってしまったら、逆にそういった意見を述べた人に対しても実力行使をしてもOKということになってしまいます。だからこそ、殺人や暴力などは、健全な社会を維持するためには決して許してはいけない、とされているのです。もちろん、上述の通り、そういったことをほのめかすのも全然良くありません。

そして、今回のような爆破予告は、当然警察が動く事案となります。過去に同様の事案で逮捕されてしまった方も後を絶ちません。その後、警察に身柄を拘束されるときには証拠はバッチリ握られてしまっているでしょうし、前科者となってしまう可能性も高いです(あの悪名高い「パソコン遠隔操作事件」などで誤認逮捕されるというような例外はありますが)。そうなると、今後の人生に悪影響が出るのは間違いないというところでしょう。

くれぐれも、一時の正義感に駆られて、一生を台無しにすることがないようにを気をつけたいものですね。

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