動画について
こちらは2024年12月1日に実施された「志木市民まつり」(いろは親水公園、埼玉県志木市)の中で披露された寸劇となっております。
実際の伝承を短くまとめ、それぞれのキャラさんたちの見せ場も作った、短いながらも見応えある舞台になっていると思います。
動画(本編)
出演者
- カッパのコタロウ
じゅっけんカッパのコタロウ(本人)
@kappa_kotarou @kappa_kotarou- カパル
ビバッチェくん
@vivattchee @vivattcheekun- お地蔵さん
ふなごろー
@funyagoro2256 @funagoroch- 村の人
- 馬
馬(エキストラ)
志木市のカッパ伝説について
上記でも書いたとおり、こちらは志木市に伝わるカッパ伝説が話の元になっております。
ある嵐の夜、宝幢寺のお地蔵さんは、風雨の中からかすかに聞こえる馬の鳴き声を頼りに柳瀬川のほとりへ向かいました。そこでは、一頭の馬が川の流れにおびえ、四つ脚を踏ん張って鳴いていました。近づいてみると、葦の茂みに人間の5、6歳くらいの子どもに見えるカッパが潜んでおり、馬を川に引き込もうとしていました。
お地蔵さんはカッパを厳しく諫め、その行為の恐ろしさと罪深さを説きました。カッパは自らの過ちを深く反省し、二度と悪事を働かないと誓いました。お地蔵さんはカッパの改心を受け入れ、馬をきれいに洗って馬屋に戻すよう命じました。その後、宝幢寺の台所には、誰が届けるともなく、朝早くに川から取れたばかりの鯉や鮒などが置かれるようになりました。寺の人々は不思議に思っていましたが、やがて改心したカッパがお礼として届けているのだと噂するようになりました。
この伝説は、江戸時代の書物『寓意草』に収録されており、民俗学者の柳田國男が『山島民譚集』で「和尚の慈悲」という題で紹介したことで、全国的に知られるようになりました。
現在、宝幢寺の境内には、この伝説にちなんだカッパの石像が設置されており、訪れる人々に昔話の情景を伝えています。
この伝説の詳細については、志木市の公式ウェブサイトなどでご覧いただけます。
動画サムネイルに使った写真について
こちらは寸劇の終演後に実施された記念撮影の折に撮ったものでございます。我ながら本当に良い感じで撮ることができて良かったと考えております。動画ともども、お楽しみいただけましたら幸いです。
動画編集も結構大変でしたが、サムネを作るのにも少々手間がかかってしまいました。やはり慣れないと難しいものなんですね。
会場(いろは親水公園)について
公式情報
埼玉県志木市の公園「いろは親水公園」に関する詳しい情報は以下よりどうぞ。
地図情報(Google Map)
「いろは親水公園」周辺の様子は以下よりご覧いただけます。