少なくともサバカレー愛好家の方ならば、是非ともご賞味いただきたい逸品。
はじめに
JR鳥取駅の北口から徒歩で3分程度のところに「純サバカレー」なる一風変わったカレーライスを提供している店があります。「スーパー居酒屋 鳥取だいぜん」というところです。
サイズはレギュラー(880円)と大盛り(1,100円)の2種類があり、大盛りについてはライスや鯖の量が増えているようです。また、使用している塩鯖は鳥取由来であるとのことです。
代表的な塩鯖の産地として知られる鳥取市の酒津(さけのつ)では、サバを塩漬けするにあたって伝統的な手法があるそうで、およそ100年の歴史があるとのこと。
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このお店は昼から夜まで営業していますが、この「純サバカレー」の注文については特に時間制限はありません。なので、夜間に訪問しても気軽に注文できます(ただし、仕込みの具合で断られることがあるようです)。
実績十分の「純サバカレー」
この「純サバカレー」、2019年に神奈川県横須賀市で開かれた「よこすかカレーフェスティバル2019」の人気投票において第3位に入り、「カレーマスター賞」に選ばれているとのこと。当該フェスは全国から52団体が競い合っていたというだけだって、堂々たる実績です。
7回目となる「全国ご当地カレーグランプリ」には、全国52店が参加。来場者投票により、「北本トマトカレー」(埼玉県北本市)がグランプリに輝いた。2位には「富良野オムカレー」(北海道富良野市)、カレーマスター賞に「純サバカレー」(鳥取市)が選ばれた。
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ちなみに、このカレーフェスは、新型コロナウイルスの影響もあって2020年および2021年の開催が見送られています。ともあれ、「純サバカレー」の来年以降の飛躍に期待したいところです。
早速いただいてみました
とりあえず今回はレギュラーサイズを注文しましたが、それでも結構なボリューム感があります。
大ぶりの鯖の竜田揚げはもちろんのこと、「とっとりご当地カレー食べてきました」と書かれてあるミニ旗、あるいは色鮮やかな野菜の数々も良いアクセントになっています。あと、写真では分かりづらいですが、鳥取名産のらっきょうも後ろの方にきちんと乗っています。
まずは竜田揚げ。脂ののった鯖の旨味が、店独自のカレーソースとよく絡み合っております。これだけでも、至福のひとときを味わうのには十分すぎるくらいです。もちろん、これをおかずにすればご飯が進むことも間違いないと思います。
次にカレーソース。決して辛くはありませんが、まろやかな味わいの中にピリリとした辛さが加わっており、食べやすい仕上がりになっています。スパイスの辛味が苦手でなければ、どんな方にでもおすすめできるものです。
野菜についても柔らかく茹でられておりますので、食べるのに特に苦労はしないと思います。
全体としては、値段の割にはかなり満足できる一皿という印象です。もし近場でしたら、何度でもリピートしたいくらいですね。
お酒目的でなくても気軽に立ち寄れるお店
今回立ち寄った「鳥取だいぜん」では、このカレー以外にも定食や丼ものが豊富に用意されており、ランチメニュー以外であれば夜でも注文することができるようです。
なので、お酒の匂いに抵抗がないようでしたら、出張や旅行の最中に食事のために立ち寄るのも良いと思います。鳥取のご当地メニューも用意されておりますし、カレーを食べる気分でなくてもリピートしたくなるお店ですね。
ともあれ、ご馳走様でございました。また近いうちに更なるご縁がありますように。
店舗情報
公式情報
鳥取県鳥取市の居酒屋店「スーパー居酒屋 鳥取だいぜん」の詳しい情報は以下よりどうぞ。
地図情報(Google Map)
「スーパー居酒屋 鳥取だいぜん」周辺の地図情報は以下よりご覧いただけます。