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【感想】『逆転裁判15周年記念オーケストラコンサート』

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※ジャケット画像はAmazon.co.jpから

2017年5月に東京で開催されたコンサートをCD化したもの。Apple Musicで聴けるようになっていたので、全て通して聴いてみた。

逆転裁判15周年記念 オーケストラコンサート

栗田博文、東京フィルハーモニー交響楽団の「逆転裁判15周年記念 オーケストラコンサート」をApple Musicで

 

以下、実際に感じたことなどを簡単に書き記すこととする。

  • 「逆転裁判4」がしっかりメドレー化されていて、「ああ、やはり見捨てられていなかったんだな」と実感。作品自体の評判こそ芳しくはなかったけれども、少なくとも音楽の評価は悪くなかったわけで、そこを見られたのかもしれない。
  • 「逆転裁判5」メドレー中、ゲームでおなじみのボイス(「待った!」「そこだ!」「くらえ!」「異議あり!」)から追求曲へとつながるところがまさに逆転裁判らしくて良いな、と思う。一聴の価値あり。
  • 外伝的な作品である「逆転検事」はともかく、舞台や世界観などが全然違う「大逆転裁判」の比率が少し多いのが気になった。もう少し本編シリーズからの選曲を多くしてほしかったかな。
  • 「逆転検事」はだいたい2からの選曲で、1はほとんどなかった。追究曲だけでも入れてほしいところではあったが。少々寂しい。
  • キャラのテーマ曲では、御剣怜侍、綾里真宵、そしてゴドーが選曲されている。ゴドーは「逆転裁判3」だけにしか出ていないキャラではあったが、強いインパクトを残したというところから選ばれたのだろうか。肝心の曲は落ち着いたジャズチックなムードが良い。
  • 締めはまさかのトノサマン! さすがにオーケストラということもあってボーカルは出なかったが、会場は大いに盛り上がったのだろう。私自身も物騒な(?)歌詞を口ずさみたくなってしまった。

全体として、選曲に若干の不満はあるものの、「逆転裁判」の世界に触れるにはちょうど良いのではないかと思う。逆転裁判の音楽が好きな方は物足りないかもしれないが、まあ、オーケストラの生演奏を聴けるだけでもありがたいと思うこととしたい。

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