資料(外部サイト)
公式からの発表
Togetterまとめ
- デザフェス58に出店していた菓子屋で購入したマフィンの内容物が糸を引く状態だったとの報告が相次ぐ – Togetter
- マフィンの件のおかげで爆速で衛生管理の大切さや添加物の役割など様々な知識が周知されている。この短時間ですごい。 – Togetter
- デザフェス「納豆の匂いがするマフィン」に食品製造に詳しいおじさんが可能性を考察していく話…悪意はなかったと思うが無知は罪 – Togetter
- デザフェスのマフィン屋さん「マフィン購入者のみ返金対応」とのことだけど、体調不良になった人は「生産物賠償責任保険」で通院費等がカバーされる可能性がある – Togetter
- 例のマフィンに対して本業パティシエが「食品衛生責任者」の資格取得方法が簡単過ぎるので見直すべきと指摘した話 – Togetter
メディア記事
- 〈糸引きマフィン〉店主が謝罪告白「焼いてからの期間が長かったのが問題でした」…「オーガニックへのこだわり」「砂糖半分のワケ」「消費期限偽装の疑い」全部聞いた…店主名義で幼稚園に殺人メールの嫌がらせも | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい
- デザフェス販売のマフィン3000個が回収対象、厚労省「重篤な健康被害、死亡原因になる可能性」 – 弁護士ドットコム
- “臭いマフィン”に食中毒疑い 無添加うたうも5日前に製造か…冷蔵保存せず(テレビ朝日ニュース)
私見
この事件については、既に多くの方々が意見を述べてくださっておりますので、この件に関して長々と私から言うことはありません。
ただ、炎上に限って言うならば、店主と思われる方が対応を大きく誤ってしまったのが良くなかったと思われます。そのために、本来想定されるよりもはるかに多くの注目を浴びてしまうこととなり、各テレビ局を中心に多くの報道期間から取り上げられることにもなってしまいました。
もっとも、東京の一大イベントで発生した食中毒なので、炎上沙汰がなくても遅かれ早かれどこかしらのメディアが取り上げていたと思われますが、実際ほどの規模ではなかったでしょう。販売した食べ物に異変が発覚した時点で営業を中止するとともに、対応方針をしっかり定めて最低限度のコメントを出すことにとどめることができていれば、ここまでの広まりにはならなかったと思います。
現実には、店舗側の対応や発言が二転三転していることなどから、却って多くの注目を浴びてしまうこととなりました。食品衛生の点としてはもちろん、ネットリテラシーの点からしても、失敗事例としては良い題材となってしまっております。
いずれにしても、既に自主回収の手続きは始まっており、保健所や警察などの介入も行われております。これから原因の解明がますます明らかになっていくところでしょうから、後は見守る他はないでしょう。
【続報】突然SNSアカウントが削除されるものの、その後謝罪告知用サイトを公開(2023年11月21日)
- 「糸引きマフィン」焼き菓子店、SNSアカウント削除で広がる不安…厚労省の回収情報にも登録、保健所「確認中」 – 弁護士ドットコム(2023/11/21 11時04分)
- 「糸引くマフィン」の焼き菓子店が閉業発表、回収受付も終了「営業再開の予定はございません」 – 弁護士ドットコム(2023/11/21 21時47分)
- 現在公開中の店舗公式サイト(告知用)
11月21日の朝になってSNSアカウントやブログなどがあらかた削除されて一時騒然としましたが、無事に再度公式サイトが立ち上がって事なきを得たというところでしょうか(事案の規模からして、それどころではありませんが)。
上記公式サイトは弁護士ドットコムの記事に掲載されており、なおかつ厚労省のリコールページにも記載されているというところから、店主本人(もしくは関係者)によるものと見て間違いはないでしょう。文章についても、初動のときとは見違えるほどしっかりした文章になっており、明らかに人が入っていることが窺えます。
普通ならX(Twitter)やInstagramなどで告知してからアカウント削除に移行するのが筋ですが、初動対応の酷さなどからして、先にアカウント削除をした方が本人のためになるという判断があったのかもしれません。確かに、本人だけでは事態が制御しきれないままでしたし、無理矢理にでも警察や弁護士などの第三者が主導して事態を収束させるという方が、この場合は良かったのでしょう。
ともあれ、既に回収も終わったとのことですので、引き続きじっと見守るしかありませんね。