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【英語教材】『公式TOEFL(R) 英単語』(ジャパンタイムズ出版)を買ってみた

この教材について

公式TOEFL(R) 英単語』(ジャパンタイムズ出版)は、TOEFLを開発したETSによる初の公式単語集で、TOEFL iBTおよびITPの両方に対応しているということです。

約2,000の見出し語と派生語を含む約3,800語を収録し、頻出度に基づいてCore(最重要単語)とExpanded(発展単語)の2部構成となっています。各単語には英語での語義説明と本番テストに基づいた例文が付され、細かなニュアンスの理解と具体的な使用例の習得が可能となっているようです。

また、語義説明と例文の音声(約14時間30分)も提供されており、リスニング力の向上にも役立ちそうです。しかもTOEFL公式ナレーターが読み上げを担当しているということで、耳慣らしにも使えそうですね。

海外留学を目指す高校生から社会人、大学院進学希望者、さらには英語力を伸ばしたい中級レベル以上の学習者に最適な一冊とうたっております。

基本データ

タイトル

公式TOEFL(R) 英単語

出版社

ジャパンタイムズ出版

発売日

2024/10/05

価格

3,000円(税抜)

大きさ・頁数

A5・548頁

ジャンル

英単語集

内容

見出し語約2,000語、総語数約3,800語収録の英単語集
基本的な形式は『英英英単語』シリーズ(同社)を踏襲

特典

TOEFL公式ナレーターによる音声付(MP3・無料ダウンロード)

使ってみた感想

総評

評価点 (4.5 / 5.0)

英語をもっと深く理解し、少しでもTOEFLのことをよく知るためにこそ使えそうな一冊だと思います。

良いところ

意味が日本語だけでなく英語でも記されており、英語の意味をもっと理解するのにも役立つと思います。特に同社の『英英英単語』シリーズを触れたことのある方にとってはすんなり入れることでしょう。

音声はTOEFL公式ナレーターによるものというだけあって、TOEICや他の教材とはまた異なった感覚で聞けると思います。ただし、日本語の意味の読み上げはありませんので、初心者・中級者にはとっつきづらいかもしれません。

いまいちなところ

強いていえば、ジャパンタイムズ出版の音声アプリ「OTO Navi」がかなり残念な出来です。もう少し使いやすければ評価は文句なしの満点だったのですが、現状MP3でiTunesなどに取り込んだ方が圧倒的にやりやすいです。もう少し企業努力で良くならないんですかね。

もっともabceedなどの他アプリでも無料配信してくださったら0.5点分は返上したいと思います(ただし、2024/12/15現在は使えないようです)。 ※情報ありましたら更新します!

その他、気になったところ

収録単語は易しいものから難しいものまで色々ありますが、TOEFLに挑戦する上では英語について深い理解が必要です。生半可で終わらせたくない方にこそうってつけだと思います。

英語学習についてある程度ご経験のある方でないと、本の内容についていくことすら難しいかもしれません。例文そのものはかなり質が良いので今後のレベルアップに活かせることは間違いないですが、中身を理解できるための下地も相当に必要と思います。

お値段はそこそこしますが、他のTOEFL教材もおおむね同様の値段か、もしくはそれ以上の値段になります。この教材に関してはページ数も多く、TOEFLでどのような文章が出てくるか知る上では少し安いくらいでしょう。

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