今月7日に、グランキューブ大阪にて開催された「クロノ・オーケストラ 時を渡る翼」(昼公演)に足を運んできたときのことを、この記事にて簡単にまとめたいと思う。

 

ネタバレ無し感想

コンサートそのもの

すごい迫力、すごい演奏、すごい一体感。この一言に尽きる。

実はオーケストラのコンサートに足を運んだのは今回が初めてのことだった。それだけに、いったいどんなものなんだろうと思ってはいたのだが、生演奏の迫力の凄さを思い知った感が強い。どんなにCDやDVDなどで追体験したとしても、一回こっきり、客席にて演奏を生で見るのには、勝てないだろう。

コンサートがこんなにもすごいものだとは、思いもしなかった。どうりで、音楽好きの皆さんが、どんなに高いお金を出してでも客席を取ろうとするわけである。今後は私も同じように「オーケストラ沼」にはまり込んでしまう、かもしれない(苦笑)。

ちなみに、演目の合間に、作曲者の光田康典さんのトークも何度か行われた。こちらはこちらで良い気分転換にもなり、次の演目への心の準備を整えるにも良い機会だったと思う。何より、光田さんを生で拝めたことも良い収穫である。

 

座席

今回私が座ったのは一階席の後ろの方。舞台の上の様子はよく見えていた一方、演奏者一人一人の表情などは見づらかった。双眼鏡でも持って来れば良かったか。

それでも、席料9,100円を払っただけのものは、十分に得られたのではないかと思う。

 

物販

私が入ったときには既に長蛇の列で、まともに並んでいるとコンサートに間に合わないと感じ、結局諦めざるを得なかった。キーホルダーくらいは欲しかったんだけど、キーホルダー一つで貴重な機会を逃すわけにもいかない。

 

【ネタバレ注意】コンサート感想・演奏曲目一覧

※10月開催の東京公演では異なっているかもしれません(未確認)。ご了承くださいませ。

 

コンサート感想

  • だいたいは4日に発売されたオーケストラアレンジCDとほぼ同じメロディで、聴き覚えがある分新鮮味は薄かった(それでも生演奏の迫力は凄かったけど)。
  • ただ、「世界変革の日」でやられた。アンコール曲で二度やられた。
  • 個人的には、クロノクロスの『死線』『龍神』あたりがすごい迫力で好みだった。もっとも、東京公演では違う楽団が演奏するので、印象が全く違うかもしれない。
  • 舞台の上には、曲に沿ったゲーム画面が流されていた。プレイ時に受けた色々な思い出が蘇る反面、オーケストラにゲーム画面にと、なかなか目が忙しかったのも事実。

 

曲目一覧

第1部

  • 1. 予感 / クロノ・トリガー
  • 2. 朝の日ざし / ガルディア王国千年祭 / ゴンザレスのお歌
  • (トーク:光田康典氏を中心とした紹介)
  • 3. 風の憧憬 / カエルのテーマ
  • 4. 世界最期の日 / ロボのテーマ
  • 5. 時の最果て
  • 6. 魔王城 / 錯乱の旋律 / 魔王決戦
  • 7. 時の回廊・サラのテーマ
  • (トーク:『クロノ・トリガー』制作秘話・夜公演への配慮について)
  • 8. 世界変革の時 / ラストバトル <オーケストラCD未収録>
  • 9. エピローグ 〜親しき仲間へ〜

 

第2部

  • 1. CHRONO CROSS 〜時の傷痕〜
  • 2. アルニ村 ホーム / 夢の岸辺に アナザーワールド
  • 3. 溺れ谷 / 蛇骨館 / 幽霊船 <オーケストラCD未収録>
  • 4. 疾風 / 死線
  • (トーク:『クロノ・クロス』音楽制作秘話)
  • 5. 次元の狭間 <オーケストラCD未収録>
  • 6. 星を盗んだ少女 / 時のみる夢
  • 7. 運命に囚われし者たち
  • 8. 凍てついた炎 / 龍神
  • (トーク:ラストスパートに向けて)
  • 9. 時の闇にて / 生命〜遠い約束〜 / 回想 〜消せない想い〜
  • 10. RADICAL DREAMERS 〜盗めない宝石〜

 

アンコール曲

  • 遥かなる時の彼方へ <オーケストラCD未収録>

 

最後に

このコンサートの存在を知るや否や、すぐに席の確保に移り、高い料金をその場ですぐに支払った。そうするだけの価値があるイベントで、本当に良い機会に恵まれたと思う。

以前紹介した「星のカービィ 25周年記念オーケストラ」や「逆転裁判 15周年記念オーケストラ」も、情報さえ知っていれば聴きに行っていた可能性は十分にあった。それだけに、今回のチャンスを生かさないわけにはいかなかったのだ。

今回の演奏でオーケストラの楽しみを知ってしまった。今後も、機会を見つけて、オーケストラには足を運んでみたいかな、と思う。

 

最後になりましたが、今回のコンサートの関係者の皆様方、本当にありがとうございました。