概要
当ブログで公開されている以下の記事が、公開以来、実に多くの方々にご覧いただいているようです。ご覧くださった方々には、本当に感謝の意を申し上げたいところでございます。
さて、昨日、所用がありまして彦根駅まで行く道中で、姫路駅から野洲駅まで、土休日で「Aシート」を利用できる全区間を走破してきたので、そのことについて書くことといたします。
乗車状況
姫路→西明石
乗車したのが日曜日ということもあってか、始発駅からそこそこ席は埋まっておりました。まだ空席に余裕はあったものの、どちらの数が多いかと聞かれると、ちょっと悩んでしまうレベルになっていました。
西明石→大阪
明石駅を過ぎると、席もほぼ埋まってきて、座席の確保はほぼ不可能な状態になりました。デッキの方は割と空いていた、ということだけが救いでしょうか。
三ノ宮駅あたりで降りていった乗客もいたものの、空いた席はすぐに別の人が座ってしまい、終始席の余裕がない状態で大阪駅まで進んでいっておりました。この辺りは、以前のレポートとほぼ変わりありません。
大阪→京都
常日頃から混雑の激しい大阪京都間、「Aシート」も例外ではなかった。特に、高槻駅を過ぎてからはカオスな状態に追い込まれておりました。
車内になだれ込んできた乗客がデッキ内に収まらず、本来は立席不可エリアである「Aシート」通路内に、仕方なく乗務員が人を立たせるようにする始末です。乗務員による懸命の誘導も虚しく終わり、大混雑のまま京都駅にまで達しました。
京都→野洲
京都駅を過ぎると、それまで混雑する一方だった光景が一変、車内は空席が目立つどころかスカスカの状態に。残りの区間が短いということもあって、新たに座席に座る人はおらず、そのまま終点の野洲駅に到着となりました。
乗車した感想
新快速の人の流れが、この乗車を通して、改めてよく分かりました。混雑の具合の影響は「Aシート」も受けてしまうことが、今回はっきりとしたわけです。
それだけに、もし「Aシート」を利用するのであれば、当該列車の待機列にいち早く並んでおくことが重要となります。また、乗車位置を間違えないようにも気をつけたいところです(以前のレポートにも書いたように、真ん中部分の扉はない)。
あと、もし「Aシート」連結列車が米原駅まで延伸となった場合、座席の争奪戦はさらに激しくなることが予想されます。特に、「青春18きっぷ」シーズン中は、目も当てられないことになりそうです。
だから、きちんと対策ができるまでは、延伸は待っておいた方が良いのではないのかな、と今回思ったのでした。
その後(2023/10/09追記)
現時点では、以下の通りインターネット予約が可能で、座席指定制の車両となっているため、上記のような心配は杞憂となっております。