昨年の出雲市駅などに続き、今年は松江駅でも。
概要
2021年3月13日より、JR松江駅では多機能型券売機「みどりの券売機プラス」が稼働を始めております。去年3月の出雲市駅および益田駅、去年12月の浜田駅に引き続いての設置となっています。
その代わりとして、松江駅の「みどりの窓口」(有人窓口)の営業時間は7時から19時までとなり、早朝や夜間の営業がなくなっています(完全廃止とまではなっていません)。
JR西日本の各駅において、既存の有人窓口を「みどりの券売機プラス」に置き換える動きを迅速化させています(下記記事を参照)。従って、この券売機は、まだまだ色々なところで設置されることになるでしょう。
所感
出雲市駅や浜田駅の場合とは違い、今回は「みどりの券売機プラス」が設置されると同時に有人窓口が廃止される、というようなことはありませんでした。この辺りは松江駅を利用する方の多さが考慮されたものと思われます。早朝や夜間の利用こそできなくなっていますが、営業を続けてくださるだけでもありがたいというものです。
とは言え、以前、益田駅において設置後しばらくしてから「みどりの窓口」が正式に廃止されましたし、松江駅でも同じようなことが起こらないとは言えません。今後の利用状況にもよりますが、近い将来、完全廃止となる可能性も考えておかないといけませんね。
一方、大田市駅や江津駅、あるいは玉造温泉駅など、「みどりの券売機プラス」が設置されていない有人駅の今後も気になります。有人窓口の削減がJR西日本としての既定路線となっているだけに、このまま放置される(有人窓口の営業が続く)とは考えにくいです。いずれにしても、今後の動向が注目されます。
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2020年3月、JR出雲市駅における事例です。