今期の優勝チーム(公式Twitterより)
はじめに
渋谷ABEMASの選手の皆様、優勝おめでとうございます! そして「Mリーグ2022-2023」にご参戦の選手の皆様、素晴らしい対局の数々を本当にありがとうございました! 運営にあたった関係者皆様に対しても、およそ8ヶ月にもわたる競技が無事に終わったこと、本当に感謝しております。
先日も申し上げております通り、私はまだまだMリーグを見始めて1年も経過しておりませんが、この競技の素晴らしさは存分に体感したつもりです。見応えある駆け引きの数々に、ついつい目を奪われてしまうばかりでした。何よりも、麻雀というゲームがこれほどまでに熱いものであることを思い知らされました。
「Mリーグ」が続く限り、これからも素晴らしい対局の数々が私たちの眼前で繰り広げられることでしょう。そして、今期同様、名シーンも数多く生まれてくることは間違いありません。そうなるのは、ひとえに、選手、実況、解説、そして運営スタッフの皆様の尽力によるところが大きいと思っております。
ともあれ、来シーズンも無事に開催されることを心から期待いたしております!
感想
最終日の対局
首位の「渋谷ABEMAS」が前日終了時点で2位以下に大量リードを築いてしまっていることもあって、目下の関心事と言えば3位の「TEAM雷電」と4位の「EX風林火山」との争いとなりました。総合4位に終われば入賞ならずということもあって、2半荘ともに駆け引きは3位と4位との間がメインとなっておりました。
ただ、第1試合では、総合2位の「KONAMI麻雀格闘倶楽部」の滝沢和典選手が辛うじてトップに立ち、わずかながらも第2試合に望みをつなぎました。条件が非常に厳しいものながらも、「まさか」があり得るのが麻雀というものですし、ここらで完全終了とはなりませんでした。さらに、オーラスで「TEAM雷電」の萩原聖人選手がラス確定を承知で安い上がりを決めたところなど、総合3位にかける執念を感じました。
第2試合でも「TEAM雷電」の黒沢咲選手が「EX風林火山」の勝又健志選手に対して上の順位につけ、総合3位のリードを盤石なものにしました。何よりも「渋谷ABEMAS」の多井隆晴選手がトップで最後の対局を終え、同チームの優勝に花を添える形となりました。「KONAMI麻雀格闘倶楽部」の佐々木寿人選手は健闘虚しくラスに沈みましたが、最後まで「らしい」麻雀を見せてくださったように思います。
パブリックビューイング(オンラインPPV)
最後の2半荘については、ABEMAの本放送ではなくパブリックビューイング(ABEMAのPPV)の方で観ておりました。本放送とは違った感覚で対局を楽しむことができましたし、パブリックビューイング会場にお集まりの皆さんの熱気を感じながら観戦できたと思います。Mリーガーならではの裏話も交えた解説も興味深く、本当に良い経験となりました。
限定コンテンツとして、対局終了後から表彰式実施までの間に「控室トーク」も行われておりましたが、こちらについてはノーコメントといたします(ネタバレするのもいかがなものかと思いますし・苦笑)。
オンラインPPVは6月14日までなら視聴可能となっておりますので、ご興味のある方は是非どうぞ(ただし有料です)。
表彰式
感極まっていることもあって書きたいことは色々ありますが、とりあえず以下の4点くらいは書いておこうと思います。
- 黒沢咲さんの「最高スコア賞」受賞時のコメントから、来期以降も良い意味で恐ろしい選手となりそうで、期待感が高まっております。連荘を重ねて10本場で11万点超えとは、これからもなかなかできるものではないでしょうね。
- 総合6位の「KADOKAWAサクラナイツ」の入場シーン、他チームよりも堂々とした(比喩)歩きっぷりが印象的でした。実際はかなり緊張しているのでしょうけれども。
- 総合3位の「TEAM雷電」の表彰式でのコメントが本田朋広選手だったのですが、まあ、これで全部持って行かれたような感じがします(苦笑)。
- 総合優勝に輝いた「渋谷ABEMAS」の多井隆晴選手のコメント、4年連続で他チームの優勝決定を見届けたというご経験もあって、かなり深いものを感じました。話は長いですが、懸命にMリーグを盛り上げていこうと尽力している様子も伝わってきました。これからもMリーグの「顔」として多くの活躍を期待したいところです。
最後に
繰り返しになりますが、また次のシーズンの対局も今から期待しております! その間に、Mリーグに関する番組などちょくちょく観ていって、ブログにも色々書いていけたら良いかな、とも思っています。
ともあれ、今シーズン、本当にありがとうございました!