この記事では、2023年5月にYoutubeで公開された「【超豪華弁当争奪】サクラナイツ最強決定戦2023」およびその関連動画について取り上げています。(※以前、別のブログで掲載していた記事の再掲です)
この動画について
本編
「Mリーグ2022-2023シーズン」終了後、Mリーグのクラブチーム「KADOKAWAサクラナイツ」の公式Youtubeチャンネルにて公開された動画です。2022年に実施されて好評を博した同大会の2023年版であり、サクラナイツ所属選手による私語OK(トラッシュトーク上等)の麻雀大会でもあります。
昨年の大会で解説を務めていた渋川難波氏が2022-2023シーズンよりサクラナイツの選手になったこともあってか、本年においては、代わりに白鳥翔(渋谷ABEMASの所属選手)が解説者となっています。一方、実況は昨年に続き日吉辰哉(Mリーグ公式実況)が担当しております。
試合の詳しい内容については本記事では割愛しますが、とある選手が2半荘連続で役満に放銃するのを筆頭に、とある選手の副露が何度も裏目に出ては他選手の和了や自身の放銃に結びついてしまったり、実況や解説が公平性を放棄したパワーワードを連発したりするなど、普段の競技麻雀では絶対に見ることのできない対局動画となっています。
とにもかくにも、最後の最後まで決して目を離すことができない対局なので、未視聴の方は是非ともご覧いただきたいと思います。
反響ぶりの結果
ある意味素晴らしかったのが大きな話題を呼び、リピーターが続出したこともあって、本編動画は110万を超える再生数をたたき出しています。普通の(重要)麻雀の対局動画としては驚異的な数値で、選手たちの会話も含めた対局の面白さが生んだ結果と言えるのではないでしょうか。
そのあまりの反響ぶりに、本編公開から数日後には公式切り抜き動画が公開されております。KADOKAWAサクラナイツのファンサービスの素晴らしさがうかがい知れるというところです。
そして、公開から約2ヶ月後の7月には、対局会場の様子のみの動画が半荘ごとに公開されております。対局中の選手の会話をありのままに聞くことができますので、時間があればこちらもチェックしておきたいところです。
観戦記(キンマWeb)
こちらの対局については、キンマWeb(竹書房の麻雀雑誌「近代麻雀」によるニュースサイト)において観戦記が公開されています。対局をご覧いただいた上で改めて目を通せば、再度笑えること間違いありません。
ライターの渡邉浩史郎氏を始め、記事に関わってくださった皆様に感謝を申し上げます。
対局概要
対局者
この動画での対局者は、全て「KADOKAWAサクラナイツ」所属選手です。
- 内川幸太郎
- 岡田紗佳
- 堀慎吾
- 渋川難波
ルールなど
- 対局日時:4月3日(Mリーグ2022-2023レギュラーシーズン後)
- Mリーグ公式ルールで2半荘行い、2半荘の合計のポイント数により順位決定
- 対局中の私語OK(トラッシュトーク、煽り合いも上等)
- 1位から3位までの選手に賞品が贈られる他、最高打点賞および「トラッシュトークキング賞」も設定されている
- 実況:日吉辰哉(日本プロ麻雀連盟)
- 解説:白鳥翔(渋谷ABEMAS)、森井巧(KADOKAWAサクラナイツ監督)
対局結果(ネタバレ注意)
- 岡田紗佳 +73.5
- 内川幸太郎 +11.5
- 堀慎吾 -21.0
- 渋川難波 -64.0
- 堀慎吾 +79.4
- 内川幸太郎 +27.4
- 岡田紗佳 +7.0
- 渋川難波 -113.8
- 岡田紗佳 +80.5
- 堀慎吾 +58.4
- 内川幸太郎 +38.9
- 渋川難波 -177.8
対局動画(公式)
本編
第1試合(対局場内)
第2試合(対局場内)
名場面の公式切り抜き動画
余談
対局日時について
下記ツイートの通り、対局は2023年4月3日に実施されています。Mリーグ2022-2023のセミファイナル実施前のことで、本編動画内でもそのことに触れられています。
箱下記録について
とある選手が某半荘で記録した「-53,800」は、Mリーグ公式の最低点記録「-47,600」(同チーム所属の渋川難波選手が記録)を下回るものであした。そのときはさすがに笑い話で済んでいたのですね。
ただ、動画収録後に実施されたセミファイナル(公式試合)において、さらに下回る「-54,500」を、同じチーム所属の内川幸太郎選手が記録してしまいました。これだから、現実は本当に分からないものですね。