はじめに
多大なボリュームで見る人を圧倒させること請け合いの「二郎系ラーメン」。
東京三田の「ラーメン二郎」が発祥となったこの1杯も、最近は全国各地で食べられることが多くなりました。それにともない、この手のラーメンも知名度が格段に増していきましたが、一方で「食べ残し」の増加など、問題行動をとる方も目につくようになってきております。
そこで、この記事では、「二郎系ラーメン」を今後も末永く楽しんでいただけるよう、最低限守っておきたいことについて、簡単にまとめることとしたいと思います。参考にしてくださいますと幸いです。
店内は綺麗でないものと思う方が良い
ラーメン屋ならば割とありがちですが、店内の壁は油汚れが目立っている場合が多く、その他にも清掃が行き届いていないこともしばしばです。「衛生的にどうなのか」というような汚らしい店こそほとんどないものの、それなりに汚くなっているところを見せられる、という覚悟くらいはしておく方が良いと思います。
もし店内がかなり綺麗であるのならば、そこは超優良店舗だと思っておいて良いのではないでしょうか(苦笑)。
普通のラーメンよりも 「並」 の麺の量が多い店が多数
たいていの店舗では注意書きがしているけれども、「並」の麺の量が200g程度に設定されていることが非常に多いです。普通のラーメン屋の麺の量が120gから150g程度であることを考えますと、かなり多めに盛られていることが分かります。
店によっては「小盛り」「ハーフ」なども用意していることもあるが、そもそも「並」未満が無い店もあります。麺の量の事前調査くらいはしておくのが良いでしょう。
食べ残しは厳禁、むやみに「大盛り」「マシマシ」にしない
最近問題になることが非常に多くなった「食べ残し」、「二郎系ラーメン」においてもしばしば問題になります。「インスタ映え」を狙って、麺やチャーシュー、野菜の量を「マシマシ」にする客が後を絶たないのです。それで食べ切れれば良いのですが、「食べ残し」が発生することも多くなってきています。
当然、焼肉バイキングなどと一緒で、「食べ残しは厳禁」です。万が一発生した場合、罰金を払わされることもあるし、悪質な場合は出禁にされることもあります。
岡山の有名店「ダントツラーメン 岡山一番店」では、「完食は一番身近なエコロジー」という言葉を掲げています。この記事をご覧になっている貴方も、そして私も、この言葉を肝に銘じておきたいところでございます。
食べ終えたらすぐに退出しよう
「二郎系ラーメン」の店は、規模の小さなところが多いです。そのため、店外に待機している人が多くいるケースも少なくありません。そして、場所によっては、あらかじめ食券を買わされている場合もあります。
せっかく外で待ってくださっている人をこれ以上退屈させないためにも、食べ終えたら、すぐに退出するように心がけましょう。間違っても、店の中で屯することなどないようにしたいものです。
最後に
私自身、既に数十店舗は二郎系ラーメンの店を回っています。幸いにも、問題行動に出くわしたことはほぼありませんが、インターネットの情報を見る限り、そういった幸運なことばかりではない模様です。
ルールを守らない人が顕在化すれば、今後「二郎系ラーメン」という一大ジャンルが衰退してゆくことになりかねません。せっかく普段食べられないものをいただくのだから、最低限の敬意くらいは払うべきではないでしょうか。それができないのであれば、この手の店に入店する資格はないと言って良いでしょう。
「ラーメン」の過去記事
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