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【雑記】個人や身辺などの特定防止のため、どんな些細な情報でもネットにアップロードすべきか精査するようにしておきたい

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はじめに

こちらの記事では、どんなに些細な情報でも細心の注意をもって公開することの大切さについて、簡単にまとめております。

恐ろしい体験談の数々

ほんの1枚の写真だけで場所が特定されてしまうという体験談が取り上げられております。

こういった話は過去にもX(旧Twitter)を中心に実例がいくつも報告されており、今に始まったことではありません。とは言え、実例が絶えない以上、情報公開などは慎重に行った方が良いというのは、言うまでもありませんね。

最近では、有名Youtuberの居住地について、公開した動画がもとで特定されてしまったという話もあるくらいです。そうでなくても、画像検索やらストリートビューやらを利用すれば、情報を割り出すのは比較的容易となっております。

とにもかくにも、近所やら部屋の中やらの写真は極力乗せないよう、常日頃から気をつけておかないといけません。できることならば、実名や自分(もしくは身内)の顔写真1などの個人情報も、自分からは載せないようにしておきたいものですね。

炎上した人物のSNS上での発言、顔や体型がもとで、過去の発言も経由して本名や居住地まで割り出された、というケースも存在するくらいです。2 自分もいつ割り出される対象になるかもしれないと考えた上で、ある程度時制はしておく必要があるように思います。

風景だけが特定経路ではない

インターネットを長らくご利用の方にとってはご存じの方も多いかもしれませんが、例えば以下のようなやり方で細かい部分まで特定できてしまいます。知らなかった方、初めて知ったという方は、「こういったやり方もあるのだな」と実感していただくとともに、不用意に写真や身辺状況を公開したり伝えたりすることの恐ろしさを知ってくださいますと幸いです。

ぜひとも見ておきたい寓話

とある かぞくが のこした blog」として知られる以下のページ。公称で2004年11月ごろより存在している56ものですが、そこが伝えようとしているものは、18年を経過した今もなお変わってはおりません。

目立ちたいがためにあることないことをネット上でばらまいてしまい、そこから自分や身内が特定されてしまうという悲劇だけは、くれぐれも避けるようにしないといけませんね。

最後に

言うまでもないことですが、住所特定するという行為そのものが、そもそも良くありません。

特定されるほどの悪いことをしたとか言われることもありますし、拡散される側に非があるとされることもあるでしょう。ただ、それを考慮に入れたとしても、個人情報を特定し、得た情報をもとに実際に暴力行為などを働いたり、ネット上に拡散するなどの私刑行為のために悪用したりすることを正当化する理由には、絶対になり得ません。

場合によっては特定当事者もしくはその代理人から損害賠償請求を起こされる危険性もあります。7 どんなに義憤に駆られようが、くれぐれも慎むようにしたいものです。

脚注

  1. 特に、実名や顔写真については、身分詐称やなりすましなどのために悪用される例も珍しくなくなってきています。くれぐれも用心ください。 ↩︎
  2. 山田哲人のホームランボール奪取疑惑騒動、個人情報を晒した“特定班”に違法性は? | ビジネスジャーナル (2023年5月10日 付) ↩︎
  3. 逗子ストーカー殺人事件 – Wikipedia ↩︎
  4. 詳しい経緯についてはこちらの記事も参照ください: タニタ、ツイッター企画“ヤラセ”疑惑の真相…旅企画で事前に電車チケット購入か | ビジネスジャーナル(2019年12月11日 付) ↩︎
  5. WebArchiveで確認できる限りの最古の記録は2005年3月ごろ。 ↩︎
  6. 2023年7月にデザイン面で微修正が入っている旨のお知らせがありますが、内容に変更はありません。 Document (garbage-coll.com) ↩︎
  7. 山田哲人の“ホームランボール騒動”から4カ月…批判殺到した男性の代理人が明かした「その後」 | 女性自身 (2023年9月7日 付) ↩︎

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