「科博」にするか、「トーハク」にするか。いっそのこと、両方とも見に行くか。
はじめに
2021年6月より、東京都台東区の上野にあります「国立科学博物館」と「東京国立博物館」の2カ所において、ポケモンのマンホール(通称「ポケふた」)が設置されております。これらは東京23区内では初の設置事例ということです。枚数はそれぞれ1枚ずつの計2枚で、どちらとも割と目立つ位置にあります。
先日上野に足を運んだ際に私も見に行ってまいりましたので、簡単にまとめることとします。
「ポケふた」ギャラリー
設置場所
まずは公式情報を当たってみてください。以下のページも既に公開されています。
- 東京都 | ポケモンマンホール『ポケふた』(台東区以外のマンホールの情報も載っています)
以下は場所に関する簡単なメモです。探すときの参考にどうぞ。
種類 | 設置場所 |
---|---|
チゴラス・ソーナノ | 「国立科学博物館」出口付近(実物大シロナガスクジラの近く) |
ヤジロン・ドーミラー | 「東京国立博物館」入場門付近(郵便ポストの前) |
デザインについて
それぞれのマンホールについて、設置されている施設にふさわしいデザインになっています。
「国立科学博物館」が主に展示しているのは自然科学にまつわる様々な資料であり、その中には動植物の標本等も数多く含まれております。それに合わせて、太古の化石からよみがえらせたとされる「チゴラス」が選ばれたと思われます。また、好奇心を示す感嘆詞から取られたであろう名前の「ソーナノ」というポケモンもデザインされています。背景にある建物は当該の博物館のようにも見えますね。
ポケモン「ソーナノ」は英語では「Wynaut」と言うそうです。言うまでもなく「Why not?」の捩りですね。
一方、「東京国立博物館」は、日本という国の歴史において歴史的に価値の高い資料が展示物の中心を占めています。埴輪を思わせる形をした「ヤジロン」や銅鏡みたいな形である「ドーミラー」が選ばれたのも無理はありません。デザインも全体的に古代の絵画を思わせるようなものに仕上がっており、国立博物館の入場口として素晴らしいアクセントとなっていることは間違いないでしょう。
探し方・アクセス
どちらの博物館も上野公園に面しており、その上野公園自体がJRの上野駅および鶯谷駅に接していますので、アクセスはかなり容易です。強いて言うなら、鶯谷駅の方が若干近いというところでしょうか。いずれにしても、駅から出た後は標識に従って歩いていけば、2枚とも難なく見つかります。
なお、博物館が閉館している時間帯でも「ポケふた」を観ることは可能です(上の「ギャラリー」項にある写真も開館前に撮影しています)。上野公園や博物館が終日混雑していることもあり、なかなか鑑賞しづらいですが、じっくり観たい方は土日の朝方を狙うと良いでしょう。
訪れた感想など
2枚とも探し出すのには苦労はしませんでしたが、どうせなら博物館にも立ち寄っておけば良かったかな、というところ。ただ、上述した通り開門前の立ち寄りで、他にも行きたいところはありましたので、今回は「ポケふた」を観るだけ観に行ったという感じでございました。それでも、それだけだとやはり虚しいですし、博物館に寄ったついでに記念に友達や知り合いと撮影するといった方が良い記念になるかと思います。
どちらとも見つけるのには苦労しないですし、開館中には良い撮影スポットになっていることでしょう。また、これら2つの博物館とも本当に良いものが展示されていますから、なおのこと「ポケふた」のことも記憶に残りやすいと思います。
私自身も、また近々、これらのマンホールの近くを何度か通ることになりそうです。その時は何度でも撮影してみたいものですね。
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