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【ご当地ポスト】JR駒込駅北口付近に設置されている「さくら」ポストを見に行ってきました(東京都豊島区)【ソメイヨシノ発祥の地】

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はじめに

2014年4月、東京都豊島区にありますJR駒込駅(山手線)の北口において、「桜(ソメイヨシノ)」がデザインされたピンク色の郵便ポストが設置されております。こちらは、駒込がソメイヨシノ発祥の地とされていることにちなんだものとなっています。

以前、こちらの郵便ポストまで足を運んでまいりましたので、簡単にまとめることといたします。

「ソメイヨシノ」発祥の地、駒込

「さくらポスト」設置記念のポスター(JR駒込駅北口)

「ソメイヨシノ」と駒込のつながりについて

ソメイヨシノは、江戸時代末期から明治時代初期にかけて、現在の東京都豊島区駒込にあたる染井村(当時は武蔵国豊島郡の一部)で生まれました。染井村は、江戸近郊の植木職人や園芸家が集まる地域として知られており、特に桜の栽培や品種改良が盛んでした。この地で、植木職人たちがオオシマザクラ(大島桜)とエドヒガン(江戸彼岸)の交配を行い、新たな桜の品種を創出しました。これがソメイヨシノの始まりです。

名前の「染井」はこの村の名前に由来し、「吉野」は奈良県の吉野山にちなんで付けられたとされています。吉野山は古くから桜の名所として有名で、新しい品種にその名を冠することで高級感や風情をアピールしたと考えられます。

染井村は現在の豊島区駒込の一部にあたります。特に駒込駅周辺や染井霊園付近がその中心地とされています。江戸時代、染井村の植木職人たちは、将軍家や大名、富裕層向けに庭園用の植物を供給しており、ソメイヨシノも当初はこうした上流階級の庭園で栽培されました。その後、明治時代に入ると、ソメイヨシノは全国に広まり、公共の公園や学校、川沿いなどに植えられるようになり、現在のような「日本の春の象徴」としての地位を確立しました。

現在、豊島区駒込にはソメイヨシノの歴史を偲ばせる場所がいくつか残っています。例えば、染井霊園には桜並木があり、春になると多くの人が訪れます。また、地域の歴史を伝える碑や案内板も設置されており、ソメイヨシノ発祥の地としての誇りが感じられます。

参考情報

「さくらポスト」周辺のギャラリー

設置場所・アクセス

JR駒込駅北口から歩いてすぐ、出入口の右側に設置されております。かなり目立つ場所に設置されており、発見自体はかなり容易です。

駒込駅がJR山手線の駅でもあり、アクセスもしやすい場所だと思います。近くに「染井吉野桜記念公園」もありますので、桜咲く季節、花見などに足を運ぶには特にピッタリの場所と言えるでしょう。

「Google Map」情報(参考)

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