悪縁ならぬ「悪ウィルス」退散を願う平田一式飾が展示中。
概要
出雲市の平田地区の伝統工芸「平田一式飾」。この工芸技術を用いた「事解男命(ことさかのおのみこと)」が、新型コロナウィルス(COVID-19)の全世界からの退散を願うものとして、一畑電車の雲州平田駅に展示されている。
設置場所は改札の右手、従来は平田一式飾製の「ニコニコ神社」が設置されていたところだ。
「事解男命」に寄せる悪縁切りの想い
この神様は、「縁切り神社」として知られる「宇美神社」に祀られている。雲州平田駅から徒歩で15分程度のところ、木綿街道の一角にある。
実際、奉納の要旨として以下のことが書かれており、昨今最大の悪縁である「新型コロナウィルス」との縁を断ち切れるようにとの想いが伝わってくることだろう。
宇美神社に祀らています事解男命は、イザナギノミコト・イザナミノミコトが黄泉平坂で永遠の別れをされた場所を掃き浄めたところからお生まれになった神様で、「コトサカ=関係を裂く」を表し、絶縁と浄化を象徴しています。
この神にお願いしますと「悪縁消除」と新しい命の生まれ変わりが叶います。
平田一式飾り保存会では、「霊剣を携えた事解男命」を新しく制作し、宇美神社に奉納し、全世界からの新型コロナウィルス退散を願うものです。
従来の様子(参考)
「いちごいちえ」は、平田一式飾り保存会の皆様を応援しています。